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クロニクル · 第5章2026年8月24日〜9月6日

まずはアナーキー

小さないいものをたくさん作り、そしてひとつの大きな決定を下した2週間。アナーキーができるまで、もう小分けには何も出さない。

ゾンビは一時停止

8月24日、ゾンビラッシュを一時停止にした。「いったん保留にして、まったく手をつけない」。モードはそのまま残り、新しい作業がもう入らないだけ。空いた力はサバイバルとプレイヤー同士の交流に回した。同じ日、釣りの画面がやっと見えるようになった。釣り糸のテンションのバーと、魚の進み具合のバーつきで。

ふつうのチャットはローカルになった。周囲40ブロックで聞こえる。全員に言いたいときは/g。近くに誰もいなければ、ワールドに何人いて、どうすれば届くかをゲームが教えてくれる。個人メッセージは短いチャイムで知らせるようになった。最初の候補はきれいな「アメジストのチャイム」だったが、4秒以上あって、手紙を読むより長く鳴ってしまう。短い音にした。

クランとキットにウィンドウができた。それまでメインメニューの3つのボタンは、メニューを閉じてチャットに十数行のコマンドを流すだけだった。結婚しているプレイヤーの頭上にはハートが出て、結婚期間で変わる。最初の1日は灰色、そのあと暗い色、青、赤、そして120日を過ぎると金色。8月25日には自前の翼ができた。まだ飛べない。最初の絵は蛾に見えたので描き直した。そして「肩越し」カメラで隣のブロックを指していた照準が、本当に当たる場所に収まった。

8月27日、当時最大のアップデートがサーバーに入った。247の変更。ローカルチャット、クランとキットのウィンドウ、結婚のハート、翼、バケツは、その日のうちにプレイヤーの目に届いた。

流れる水

バケツは長い間、2つのことしかできなかった。島の流しで水を入れることと、畑に注ぐこと。8月26日、はじめて本物のワールドの水をくんだ。そのあと、くめないことがあるとわかった。原因は3つ続けて別々だった。川の真ん中ではくめず、水の中に立って下を見ると視線の向きのほぼ半分で無反応、泳いでいるとまったくだめ。さらにテストで、水に水を注ぐと黙ってバケツを失うことが見つかった。全部直した。

そして9月1日、水が流れた。水源から広がり、水源がなければ乾く。「7マス目の先は乾いている」。流れる水もくめて、注ぐとまた水源になる。

8月28日の転換

この日はサバイバルと、その後の物語全体を変えた。サバイバルから買取屋の店とプレゼントが消えた。領地はコマンドからメニューへ移り、見えるようになった。区画のまわりに明るい稜線つきの半透明の壁が立つ。自分の区画は緑、クランは青、他人は赤。そして自分の区画の面には「広げる」「縮める」のハンドルがつき、コマンドひとつなしで手で端を動かせる。

そして同じ日、2つ目の大きなモード、アナーキーの注文が入った。

金具のたいまつと11時間の輪郭線

8月の終わりは見た目に使った。たいまつがはじめて立体の棒になり、壁では金具に刺さった棒になった。前はマスの真ん中の平らな十字だった。すべての光源の光が38%遠くまで届くようになった。グラフィック設定は3つのタブに整理した。低い太陽の下の砂から妙な影の縞が消えた。そしてブラウザ版がブラウザ全体に負荷をかけなくなった。スタートメニューで2秒間に1万以上のタイマーを起動していたのが、今は24個。

照準の先のブロックの輪郭線にまつわる話もある。1日で作った。設定4つと専用ページつきで。ゲームで見て、こう決めた。「輪郭線は、やっぱり外したほうがいいかも」。11時間ももたなかった。そういうこともある。それでいい。

9月1日、アプリに本物の新規登録を作った。ニックネーム、パスワード、パスワード確認のウィンドウで、最後の文字から0.5秒もたたずに「このニックネームは使えます」か「このニックネームは使われています」と出る。前は新しいニックネームとパスワードで黙ってアカウントができてしまい、新人は何を求められているのかわからなかった。

動きだした付与効果

9月1日と4日、武器と防具への付与効果と、エフェクトへの以前の禁止を解いた。2日で42の付与効果にロシア語の名前がついた。「鋭さ」「天罰」「虫の天敵」「絹の指先」「火の呪文」。そしてはじめて戦闘と採掘で効きはじめた。それまではツールチップに表示されるだけだった。9月4日の朝、このアップデートがサーバーに入った。そしてそれが、プレイヤーが10月まで目にする最後のものになった。

自前の最上位

8月、ゲームには新しい鉱物が8つあり、それぞれの防具をフルセットでそろえると専用のボーナスがあった。9月5日、もっとシンプルでフェアにすると決めた。最上位は2つ、アメジストとイリジウム。セットボーナスはなし、防具はふつうにクラフトでき、付与効果を受けられる。イリジウムとアメジストの違いはレア度だけ。翌日それは数字で決まった。イリジウムは5倍レア。残りの6つの鉱物は「いったん」外した。あくまで隠したのであって、削除ではない。

同時にクランの金庫も外した。共有の財布で、あとで一から考え直すことにした。クランそのもの、招待、役職、チャットは残った。そして9月5日、アナーキーのワールドそのものが生まれた。自前の大地、自前のインベントリ、自前のお金つきで、まだ開発専用だったが。

間に合わせるために固まる

「アナーキーを作って、それから出そう」。

9月6日、翌月全体を決める決定が下った。もう小分けには何も出さない。プレイヤーのサーバーは9月4日のバージョンで固まり、作業はすべてアナーキーに向かった。次のアップデートは10月2日。そしていきなり1,000以上の変更を運んでくる。

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